この書院は1561年に陶山書堂を築き学問研鑽、人格琢磨にいそしんだ退溪・李滉を祀っています。公の他界後に門人の発意により書堂のあった地に書院を建立しました。1572年には公の位牌を「尚徳祠」に祀ることが定められ1574年より書院の建立を始め、1576年に竣工しました。宣祖は当時の名筆、韓濩に書かせた「陶山書院」と記した扁額を下賜しました。陶山書院は陶山書堂と書院の2つ区域に分けることができ、書堂は公が生前に学生を集め教育していた場所で、陶山書院で一番古い建物であり、公の実践的な学問と倹しさがよく表れています。
利用時間
- 夏期:09:00~18:00(入場締め切り – 17:30)
- 冬期:09:00~17:00 (入場締め切り – 16:30)