安東民俗博物館から道路に沿って上に上がると、洛東江をせき止めて作った洛東江初のダムであり、韓国初の揚水兼用発電所を備えた安東ダムが間近で見られる世界水フォーラム記念公園がある。 世界水フォーラム記念公園は「2015大邱・慶尚北道世界水フォーラム」の成功的な開催を祈願すると同時に、安東を水産業ビジネス観光の中心地として育成するために設立された。安東ダム入口の敷地4万3665㎡、延べ面積2552㎡の規模で、世界水フォーラム記念センター、水天楼、水天閣、生命の池、記念庭園、癒しの森がある。
世界水フォーラム記念センターは水と空が出会う場所という意味で水天殿と呼ばれ、水に関する様々な展示物が見られる。特に、国立中央博物館を設計した建築家であるパク・スンホン氏がマスター設計者として参加し、建物の完成度を高めた。展示館以外にも220席規模の大講堂と6つの小講堂があり、水に関する教育プログラムやセミナーなどの運営を通じて、安東市民の教育・文化・休憩空間として活用されている。建物の裏側には安東ダムの景観が見られる水天楼(亭)と水天閣(カフェ)がある。
癒しの森は、2015年第7回世界水フォーラムを記念して大邱・慶尚北道を訪れた世界各国の参加を象徴する空間で、一本の木は一国の参加を意味し、水に関する小さな努力が集まって巨大な森を形成する姿を象徴するために造成された。水資源確保のための森の造成によって、地中に集まった水の移動を黒色の石で表現し、森の下部の空間にある緑地は、水の影響で乾燥な地が湿潤な地に変化する土地の様子を植物で表現したものだ。