遺物のないデジタルコンテンツのみで構成された韓国初の博物館
伝統文化コンテンツ博物館は遺物のないデジタルコンテンツ(デジタル遺物)のみで構成された韓国初の博物館だ。次世代成長動力であるCT技術を通じて、過去の伝統が現代的感覚で再現され、既存の博物館の展示物や説明、図形では見られなかった内面の価値観、生活様式、原理を見て感じ、体験できる。 RFID(電子タグ、無線識別システム)カードを利用して各個人に合ったサービスを提供することで、博物館の展示、観覧及び案内システムのカスタマイズドサービスを実現しており、有形の遺物観覧を超えて伝統文化と精神を体験し、感じられる博物館、ストーリーがあって、新しいストーリーが作られる博物館として、展示の新しい基準を提示している。博物館の内部には伝統民謡と喪輿の歌、懐かしい安東の方言が聞ける「クリック昔の音」と陶山書院、太師廟河回村遺物閣の遺物たちを仮想で体験できる「仮想遺物体験展」、安東の伝説、神話、民談を聞かせてくれる「ジュニア昔話トントン」、伝統的な陞官図を現代的に再構成し、千字文、童蒙先習、小学、四書五経などの教育的な内容を家族と一緒に体験できる「壮元及第ゲーム」、陶山書院の藏板閣と太師廟の遺物から抽出された文様など、130種の木版拓本をデジタルで体験できる「遺物藏板閣」、河回仮面劇を学び、直接仮面劇を体験しながらコンテンツを作る「河回仮面劇UCC」など、様々な双方向体験を通じて安東の歴史と伝統文化が学べる。特に4D立体映像館では後三国時代、安東地域で王建と甄萱の間で起きた戦闘である「高敞戦闘」、母の無条件の愛が込められた故クォン・ジョンセン氏の「ママキジ」、450年前の夫婦の切ない愛が込められた「麻のわらじ」を上映し、民族の精神文化と安東の文化を体験できるコンテンツでたくさんの関心を受けている。